各種申請
国立遺伝学研究所は大学共同利用機関の一員として遺伝学を中心としたライフサイエンス系の研究・教育のためのリソース提供を目的としてスーパーコンピュータシステムの運営を行っています。ユーザーは遺伝研スパコンを基本的には無料で利用できることを原則としていますが、事業継続性、計算資源の効率的利用の促進の観点から特に大規模データの保存、付加的なサービスの利用に対して課金によるサービスを行っています。
また、スーパーコンピュータシステムは外国為替及び外国貿易法(外為法)の輸出管理規制の対象となっており、兵器製造目的などで使用すると処罰の対象となります。このような背景から、遺伝研スパコンでは以下の方々を対象にログインユーザーアカウントの発行を行っております。
- 外為法の定める国内居住者でありかつ大学あるいは国公立研究機関の教員
- 1.の共同研究者、あるいは1.の指導の下にある研究者、学生、委託企業の研究者など (留学生、海外への転任、海外の研究者を含む)
利用目的・成果については原則として公開となっております。ただし公開時期の延期を希望される場合はその旨承ります。
1. 新規登録
- 利用規程
- ログインユーザーアカウント発行基準、システム利用規程
- 新規ユーザー登録申請
- ユーザー登録は随時受け付けています。新規ユーザー登録を行うと高速ストレージ1TBが利用可能となります。
- ssh公開鍵の登録・追加・変更
- スパコンにログインするためにssh公開鍵を登録していただきます。
2. 利用リソースの拡張、課金サービスの利用申請
- 利用可能な高速ストレージ領域の拡張を希望する場合、および、課金サービスの利用を希望する場合は、利用規程および利用規程別表(料金表)をご確認いただき、拡張サービス利用計画表をご記入の上、
までご送付ください。
- 課金サービスと無料サービスの申請書類を統合しました。これまで通り責任者単位の合計でストレージ30TB以下の場合は無料です。
- 30TBを超える高速ストレージの利用、個人ゲノム解析環境など、課金サービスの詳細については「課金サービスの利用方法」のページをご参照ください。
- 「拡張サービス利用申請書」および「拡張サービス利用計画表」は、特殊な事情がなければ、責任者あたりそれぞれ1つ作成して提出してください。リソースの拡張を申請するたびに別の申請書を作る必要はありません。申請内容が変更になったら、以前の申請書および計画表を変更して提出してください。作成にあたりましては研究責任者のもとでスパコンを使う全員について記載していただくようお願いいたします。
- ストレージに対するグループクォータについて
- 責任者単位の合計で高速ストレージ30TB以下は無料であり、 責任者単位でグループが作られます。その際クォータの設定を責任者単位で設定することを希望される場合はその旨をお知らせください。
- 2次グループの設定等によるグループ間のデータ共有について
- グループ間でのデータ共有を可能にする設定についてもご要望を承ります。その際、束ねたグループの合計で30TBを超えると課金対象となります。料金は責任者間においてクォータ量で按分となります。(この場合には請求金額は「拡張サービス利用計画表」では計算出来ませんのでご注意願います。)
- 「拡張サービス利用計画表」の記入例について
<アカウント別申請>
<グループQuota申請>
3. 申請内容の変更
- ユーザー登録内容変更申請
- 所属などが変更になった場合は速やかに変更内容の登録をお願いいたします。
- パスワード変更申請
- パスワードの変更はこちらからお願いします。
4. 年度末更新、利用報告
- ログインアカウント年度末更新・停止申請
- 年度末のログインアカウントの更新手続きと成果報告はこちらからお願いします。
5. その他お問い合わせ
国立遺伝学研究所スーパーコンピュータシステム利用に関する質問、ソフトウェアインストールなどのご要望をメールで受け付けています。
- "よくある質問(FAQ)"はこちら。
- メールの送信先:
- メールでお問い合わせいただく際には、以下の項目を明記してください。
- お名前(必須)
- 所属(必須)
- ログインアカウント
- お問い合わせ件名(必須)
- お問い合わせ内容(問題が再現する手順など、なるべく詳細に)