課金サービスの利用方法
遺伝研スパコンは大学共同利用機関の事業として運営されておりユーザーは遺伝研スパコンを基本的には無料で利用できることを原則としていますが、事業継続性、計算資源の効率的利用の促進の観点から特に下記の大規模データの保存、付加的なサービスの利用に対して課金によるサービスを行っています。
- ストレージの大規模利用
- 計算ノードの優先・占有利用
課金サービス利用の際は、利用規程および利用規程別表(料金表)をご確認いただき、拡張サービス利用計画表をダウンロードし必要事項をご記入の上、までメールにてお送りください。利用目的を審査した後、課金サービス利用許可の案内をお送りします。遺伝研スパコンの混雑状況によってはご利用できない場合がありますのでご了承願います。(原則として遺伝研スパコンで貸し出し可能な全リソースの1/2以上を無料サービスに割り当てます。)
1. サービス一覧
遺伝研スパコンの計算ノード及びストレージは一般解析区画と個人ゲノム解析区画 の2つの区画に大別されます。各区画で利用可能なサービスは下表の通りです。各サービスの詳細については下表のリンク先をご参照ください。
- Fat計算ノードにつきましては、2019年3月稼働開始の現スパコンではUGEによるリソース制御は出来ないため課金サービスによるノード貸しの形態のみとなっております。
サービス名称 | 一般解析区画 | 個人ゲノム解析区画 |
---|---|---|
一定期間一定台数の計算機に対してUGEで自分以外のジョブが入らないように予約する機能です。 |
○ (Thin, Mediumノード) |
なし |
計算ノード 占有利用 計算ノードをUGE管理下から外して占有利用するサービスです。 |
○ (Thin, Medium, Fatノード) |
○ |
高速ストレージに対して利用可能な容量を指定するサービスです。アカウント申請直後はQuotaが1TBに指定されていますがこれを拡張することができます。 |
○ (責任者単位の合計で 30TBまで無料) |
○ |
高速ストレージに一定容量を確保するサービスです。 |
○ | ○ |
アーカイブストレージに一定容量を確保するサービスです。 |
○ | ○ |
JGAに準じたデータ構造を持つデータをクラウド上にアップロードし、データアクセスが許可された研究者間で共有するサービスです。 |
なし | ○ |
2. 料金のお支払い方法
請求書の発行
- 請求につきましては4ヶ月ごと計3期、各期末日締めで翌月初旬に請求書を発行し、使用責任者あてに送付します。
- 第1期:4月〜7月
- 第2期:8月〜11月
- 第3期:12月〜3月
第3期につきましては、12月最終日にて金額確定、年度内に請求書発行予定です。1月1日以降、金額の変更を伴う計画変更は受付いたしませんのでご了承願います。
- 支払いは請求書発送月の翌月末となります。
- ただし希望される方につきましては、年度末前払い請求が可能です。この場合は2月初旬に請求書を発行し3月末日に支払いとなります。
- 請求書には税込み価格と消費税金額が記載されます。
- 請求金額を、複数の組織それぞれに分割する事が可能です。必要な場合には、請求先と振り分け割合などを問い合わせ窓口までメールでお知らせください。
- その他、見積書の発行や支払い手続き方法についてのご要望は "問い合わせ窓口" までご相談ください。
支払方法
- 請求書に記載された金額を、すみやかに指定口座までお振込みをお願いいたします
- 振込手数料につきましては、利用者負担にてお願いいたします。
問い合わせ窓口

大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立遺伝学研究所 スパコンチーム