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遺伝研スパコンからの重要なお知らせ : 2024年第3期(12〜3月)

目次

  1. 新スパコンへのリプレースおよび料金改定のお知らせ
  2. 年度末アカウント継続申請に関するお知らせ
  3. 2024年第3期 課金の締切日のお知らせ
  4. その他よくある質問

1. 新スパコンへのリプレースおよび料金改定のお知らせ

1.1. 次期スパコンの構成

次期スパコンでは基本的な構成は現行のスパコンを踏襲しつつ、SINET6とのネットワーク接続帯域を100Gbpsに増強され、CPUコア当たりの演算性能は約二倍となります。

またGPU搭載ノードについては最先端のAI解析を可能とするNVIDA DGX B200、ゲノム解析用に費用対効果の高いNVIDIA L40SおよびPEZY-SC3を搭載した計算ノードを導入します。

次期スパコンの構成の詳細については、下記URLより、ハードウェア(2025)のページをご参照ください。

https://sc.ddbj.nig.ac.jp/guides/hardware/hardware2025/

1.2. 稼働開始までのスケジュール

現在ユーザのホーム領域のデータ移行をしています。ユーザのホーム領域は最終的には2025年2月14日17:00時点のデータが新スパコンのディスクにコピーされます。 2025年2月14日以降のデータについては、必要に応じて各自でバックアップ等を取得し、各自で新スパコンに移行してください。

  • 2025年2月21日9:00に現スパコンを停止し、現スパコンから次期スパコンへの切り替え作業を行います。
  • 2025年3月1日 12:00より新スパコンのログインサービスを開始します。
    • 2025年2月21日9:00から3月1日12時まで遺伝研スパコンは使用できません。
  • L40S搭載のGPU計算ノードは4/1からのサービス開始になります。3/1〜3/31の期間は、GPU計算ノードは使えませんのでご理解のほどお願いいたします。
  • B200搭載のGPU計算ノードは6/1からのサービス開始予定です。

1.3. 次期スパコンへの移行に関する注意点

(1) ジョブスケジューラがGrid EngineからSlurmに変更になります。 Grid EngineのジョブスクリプトはSlurm用に書き換える必要があります。 お手数となりますが、Grid EngineとSlurmの対応については、ソフトウェア Slurm のページをご参照の上、書き換えをお願いいたします。

https://sc.ddbj.nig.ac.jp/guides/software/JobScheduler/Slurm/

(2) 次期スパコンの全計算ノードのOSは現行のUbuntu Linux 22.04からUbuntu Linux 24.04に更新となります。

(3) 課金サービスの料金は、ストレージ、メモリ最適化ノード、アクセラレータ最適化ノード(GPUノード)は事業継続性の観点からリース料金の按分を基本に料金が設定されており、リプレースに伴い料金は改定となります。改定内容は近日中にホームページから公開します。

https://sc.ddbj.nig.ac.jp/application/terms_and_policies/terms_of_use/terms_of_use_2019/

2. 年度末アカウント継続申請に関するお知らせ

現在、アカウント申請システムのセキュリティー対策のためにシステムの書き換えを行っており、 再公開まで時間がかかっております。 年度末アカウント継続申請はアカウント申請システムの再公開後に行います。 今年度に関しましては、次期スパコンへのアカウント継続は、スパコン管理者側で行いますので、特に手続き無しでも問題ありません。

3. 2024年第3期 課金の締切日のお知らせ

例年通り第3期の課金の締切日は、12月最終日(31日(火))です。

第3期分課金サービスにつきましては、1月1日以降は、金額変更を伴う計画の変更ができませんので、ご了承ください。

すでに、1月末に請求予定金額をお知らせしておりますが、請求書は3月中旬にお送りします。

詳細については以下のページをご参照ください。

https://sc.ddbj.nig.ac.jp/application/invoice

4. その他よくある質問

4.1. ゲートウェイログイン時のエラーメッセージについて

一部のゲートウェイノードのOSアップデートを行いました。

ゲートウェイノードにログインすると、SSHのサーバなりすまし防止機能のために

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
WARNING: REMOTE HOST IDENTIFICATION HAS CHANGED!
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のようなエラーが表示されることがあります。

エラーの対処方法については、下記URLの内容に従って操作してください。

https://sc.ddbj.nig.ac.jp/guides/FAQ/faq_general_analysis_division/faq_login_general/#error-ssh-login

4.2. SSH鍵の設置方法について

セキュリティ強化のために、公開鍵暗号方式で現在一般に推奨されているED25519を使用しています。

SSH公開鍵の変更や修正をするには、まずSSH公開鍵を作成してください。

  • SSH公開鍵の作成方法は、下記URLをご参照ください。

 https://sc.ddbj.nig.ac.jp/application/ssh_keys/

  • SSH公開鍵を遺伝研スパコンに設置する方法は、下記URLをご参照ください。

 https://sc.ddbj.nig.ac.jp/application/ssh_copy_id/