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新スパコンへのリプレースに関するお知らせ

遺伝研スパコンホームページからお知らせしておりました通り、次期遺伝研スパコンが2025年3月1日から稼働開始します。

1. 次期スパコンの構成

次期スパコンでは基本的な構成は現行のスパコンを踏襲しつつ、SINET6とのネットワーク接続帯域を100Gbpsに増強され、 CPUコア当たりの演算性能は約二倍となります。

またGPU搭載ノードについては最先端のAI解析を可能とするNVIDA DGX B200、ゲノム解析用に費用対効果の高いNVIDIA L40SおよびPEZY-SC3を搭載した計算ノードを導入します。

次期スパコンの構成の詳細については、遺伝研スパコンホームページをご参照ください。

https://sc.ddbj.nig.ac.jp/guides/hardware2025/

2. 稼働開始までのスケジュール

(1) 遺伝研法定停電に伴う定期メンテナンスが2024年12月13日(金) 17時00分 ~ 2024年12月19日(木) 24時00分 に予定されており、この期間現行遺伝研スパコンが停止します。

https://sc.ddbj.nig.ac.jp/blog/2024-12-13-scheduled-maintenance

(2) 12月中旬からユーザのホーム領域のデータ移行を開始します。ユーザのホーム領域は最終的には2月14日17:00時点のデータが新スパコンのディスクにコピーされます。

(3) 2月21日9:00に現スパコンを停止し、現スパコンから次期スパコンへの切り替え作業を行います。3/1 12:00より新スパコンのログインサービスを開始します。

(4) L40S搭載のGPU計算ノードは4/1からのサービス開始になります。3/1〜3/31の期間は、GPU計算ノードは使えませんのでご理解のほどお願いいたします。

(5) B200搭載のGPU計算ノードは6/1からのサービス開始予定です。

3. 次期スパコンへの移行に関する注意点

(1) ジョブスケジューラがGrid EngineからSlurmに変更になります。Grid EngineのジョブスクリプトはSlurm用に書き換える必要があります。お手数ですがGrid EngineとSlurmの対応については遺伝研スパコンホームページをご参照の上、書き換えをお願いいたします。

https://sc.ddbj.nig.ac.jp/software/Slurm/

(2) 次期スパコンの全計算ノードのOSはUbuntu Linux 24.04となります。