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Aspera のインストール

Aspera クライアントソフトウェアのインストール

クライアントソフトウェアには Web インタフェイス版(aspera connect)とコマンドラインインタフェイス版(ascp)があり、 バージョン 4 以降が必要です。

  • Aspera サーバとクライアントのバージョンの組み合わせの関係により 3.9.x は Mac では動作せず、Windows, Linux ではパスフレーズを指定していない秘密鍵・公開鍵では動作しません。
  • Aspera connect の Web ブラウザプラグインをインストールしないとバージョン 4 の ascp コマンドをダウンロードできないのでご注意下さい。

インストール手順の概要は以下のとおりです。

  1. インストーラのダウンロード
  2. インストーラの実行とascpのパスの調整

インストーラのダウンロード

Windows, Mac, Linux とも同様の手順となります。

1, ウェブブラウザで https://www.ibm.com/aspera/connect/ を開き、「Aspera Connect のダウンロード」をクリックする。

2, 「アドオンのインストール」(Firefox の場合)または「拡張機能のインストール」(Chrome の場合)をクリックする。

3, 「Add to Firefox」(Firefox の場合)または「Chrome に追加」(Chrome の場合)をクリックして IBM Aspera Connect アドオンをウェブブラウザにインストールする。

4, 改めてウェブブラウザで https://www.ibm.com/aspera/connect/ を開き、「Aspera Connect のダウンロード」をクリックするとインストーラがダウンロードできるようになる。

インストーラの実行とパスの調整

クライアント計算機が Windows または Mac の場合

Windows と Mac の場合はダウンロードしたインストーラを実行してください。 インストーラを実行するとパスも設定されます。

クライアント計算機が Linux の場合

Linux の場合は上記の手順で ibm-aspera-connect_4.1.0.46-linux_x86_64.tar.gz のようなファイルがダウンロードされてくるので、解凍して bash で実行します。ユーザー権限でインストール可能です。

tar zxvf ibm-aspera-connect_4.1.0.46-linux_x86_64.tar.gz
bash ibm-aspera-connect_4.1.0.46-linux_x86_64.sh

インストーラを実行すると、$HOME/.aspera/connect/binの下に実行ファイルが展開されるのでここにパスを通します。

export PATH=$HOME/.aspera/connect/bin:$PATH