Aspera の使い方
遺伝研スパコンに対してファイルのアップロード、ダウンロードを行うには、一般的に広く用いられているファイル転送ソフトウェアである scp や sftp をつか うことができますが、scp などでは遠距離間で大量のファイルを転送する際に転送速度が遅くなる性質があります。
遠距離の高速通信のために、遺伝研スパコンでは、一般解析区画では Aspera、個人ゲノム解析区画では HCP tools というファイル転送ソフトウェアが利用可能となっています。
- ユーザー全員の合計で 10Gbps まで速度が出せます。
参考資料
指定可能なオプションについては、ascp --help
の出力なども参照してください。
クライアントソフトウェアのインストール
Aspera を利用するためにはクライアントソフトウェアをユーザのクライアント計算機にインストールする必要があります。 インストール方法はAspera のインストールの項をご参照下さい。
- クライアントソフトウェアはバージョン 4 以降が必要です。バージョン 4 以降をインストールするためには Aspera connect の Web ブラウザプラグインをインストールする必要があります。これをインストールしないとバージョン 4
の
ascp
コマンドをダウンロードできないのでご注意下さい。