NIG Supercomputer

Slurm の実行時間指定

概要

  Slurmでは、ジョブの実行時間を自分で指定する必要があります。  

長時間の計算を行う場合は、バッチジョブ投入時に実行時間を指定してください。   実行時間の指定方法の詳細は、「Slurm の実行時間指定」の「詳細」をご参照ください。

詳細

1. 実行時間指定は「決まった形」しか使えません

Slurm の実行時間は、自由に書けません。

使える形は これだけ です。

日-時:分:秒

これ以外は存在しません。

2. 各部分の意味(順番も固定)

日 - 時 : 分 : 秒

左から順に、

です。

3. 省略できるのは「日」だけ

3.1 フルで書いた例

#SBATCH -t 3-12:34:56

意味:

3日 + 12時間 + 34分 + 56秒

3.2 日を省略した場合

#SBATCH -t 12:34:56

意味:

12時間 + 34分 + 56秒

これは「12分」ではありません。

4. よく使う時間を「そのまま変換」する方法

4.1 10分

考え方:

書き方:

#SBATCH -t 0-00:10:00

4.2 1時間

#SBATCH -t 0-01:00:00

4.3 3日

#SBATCH -t 3-00:00:00

4.4 1週間

1週間 = 7日

#SBATCH -t 7-00:00:00

4.5 3か月

Slurm は「月」を理解できません。

必ず日数に直します。

初心者向けの安全な考え方:

#SBATCH -t 90-00:00:00

5. 「この書き方はダメ」一覧(重要)

5.1 分だけを書く(ダメ)

#SBATCH -t 10

これはエラーか、別の意味になります。

5.2 10分のつもりで書く(実は10時間)

#SBATCH -t 10:00

Slurm はこれを

10時間 + 0分

と解釈します。

5.3 日と時間をコロンで区切る(ダメ)

#SBATCH -t 3:00:00:00

正しくありません。

6. コピペ用早見表

目的 実行時間指定(Slurm)
10分 0-00:10:00
30分 0-00:30:00
1時間 0-01:00:00
12時間 0-12:00:00
1日 1-00:00:00
3日 3-00:00:00
1週間 7-00:00:00
3か月 90-00:00:00